⚾ 野球部の、彼女 ⚾ 【完】

わっーー!という歓声があがり、
わたしは思わずフェンスの近くまで
駆け下りて行った。


塁――――っ!


1塁、2塁・・と
ガッツポーズをしながら走る塁は、
3塁を踏んで、
ホームベースに戻るとき、
人差し指でわたしを指さした。


興奮して
感動して
泣きそうで。

わたしは
口元を両手で押さえていた。