⚾ 野球部の、彼女 ⚾ 【完】

「ご、ごっめ・・」


塁が慌ててわたしの元へ駆け付ける。


「ごめっ。外して投げたんだけど・・」


わたしの顔についた雪を
手で一生懸命にはらって、
フードから出た洋服の袖口で
優しく水滴をぬぐう。


ふと、塁と目が合う。

視線を逸らせなくて

じっと見つめ合った。