右足を引きずりながら マンションの入口目指して歩いていると ザッザッザ、と足音が聞こえてきた。 誰か、いるの? 振り向くと、塁が目の前にいた。 『塁っ! どうしたの?』 「それはこっちのセリフだよ」 え? 怒ってる?