琉玖「うん!」と小さく頷きまた語り出した
琉玖「住んでいた家が取り壊されて行き場を失った僕はこれからどうしようっと悩んでた。
いつまでたってもここにいる訳にいかなかったから…。
でも学校から出ようとすると体中に電気が通ったようにビリビリっとするんだ…だから今でもここにいるんだ。
そして七年前のあの日寂しくて孤独を感じてた僕は放課後1人で残ってたお姉ちゃんに声をかけた。
本当はダメって分かってたのに寂しさに負けた僕はお姉ちゃんを連れ去ったの…
凛斗お兄ちゃん凛夏お姉ちゃんを連れさってごめんなさい…」

