と、諦めて帰ろうとしていたら


いきなり手を引かれた。




遼「レイ!」




『もう!なんなの……!』



振り向いた瞬間

遼に抱きつかれてしまった。





遼「俺、こいつのだから
邪魔しないでくれない?」




は、はぁぁぁぁあ??!



何言ってんの、遼は!




周りの女が悲鳴をあげちゃってるじゃん!



てか、俺のって意味わかんないし!




『何してんだー!』




遼「ごめんごめん。
こいつら邪魔だったから、
これが手っ取り早いかなーって…
レイ顔真っ赤だ。」




『うるさい!
もう行くよ!!』




遼「おー。」





恥ずかしい!

不覚にも顔が赤くなるなんて!