__cafe"dólce"




わぁ、大人っぽいところだな。


あ、そうだ自分のこと
知りに来たんだ。




『…で、私ってどんな人だったの?』




遼「…簡単に言うと、
今のお前と真逆。
笑わないし、あんまり喋らない。
レイが笑ってるとこ
初めて見た。」




私は記憶を失っているだけだから

これが素だったんじゃないかなー

元の麗鐳は笑えなかったのか

笑えなくなったのか。




『…あ、私の家ってなんなの?
令嬢とかなんとかって。』



遼「…お前そんなことも
しらねぇのか?
お前の家は、西園寺組。
まあ、所謂極道。ヤクザだな。」











『……は、はぁぁぁぁあ?!』


私がヤクザ?!


殺し合いとかすんの?!





遼「ち、ちょっと落ち着けよ。
みんな見てるから。」







落ち着いていられるかぁ!





遼「今は、記憶失ってるし、
一人暮らしなんだろ?
流石に何もやらされないだろ。」






『やれって言われても、
できるわけないしな…うん。
まあ、一安心。』





遼「お前、すげぇ強いんだぞ。
俺、お前に勝ったこと
一回もないし。」





…もう驚けない。


極道で、強くて、令嬢で。






『ついていけないよ…。』






遼「まぁ、思い出すだろ。
お前にとって、思い出したくない
記憶も沢山あるだろうけど。」






『……うん。』






私は今までどんなことを
してきたんだろう。


人を殺める。
そんなことをしてきたのかと思うと、





怖かった。