キミがいてくれて良かった。

‥人が多くなった‥。
やっぱり怖い‥。

入学式がもうすぐ始まる‥。
しっかりしなきゃ。

しっかり‥しなきゃ‥、

ドンッ‥

いった‥っ‥

「‥つっー‥」

ぶつかったのは男の人だった。

「ごめん、ぼーっとしてた!大丈夫⁉︎立てる⁇」

男の人は手を貸してきた。

「‥⁇」

「よっと‼︎」

男の人は私を、立たせた。

えっ‥。
すごい力‥。

「どこか痛いとこある?」

あっ‥。

私は手話で『ごめんなさい』と表した。

「え‥」彼はびっくりしていた。

あ‥つい‥。

そのあと彼はクシャっと笑って手話で

『どういたしまして』と、表した。

「‥」

私はすぐに俯いた。すると彼は‥

私の顔を除き‥

『どうしたの?』

『な、なんでもない!』

『そっか』

やっぱり彼は笑った。