◆◆◆
奴等が去った後も、つい、その方角を見ていた私
そんな私を引き戻したのは、藍で、
「………………姫」
我に返った私は、膝に頭を乗せてる藍の髪を撫で、極力優しい声で返事をした
「…………ん?」
そうすることで、‘’自我‘’を抑えられる。
今、私がするのはアイツらを追い掛けて潰す事じゃない……今、必要なのは……
「なんで…………庇ったの、俺なんか」
「…………藍?」
「逃げれば良かったのに、
……俺なんか…………庇う価値ないよ」
そう呟く藍は、泣いてるような表情で
辛そうな顔して、そんな事言うから、
…………悔しくて、歯痒くて、
少しでいいから、そんな表情消えればいいな。なんて柄にもなく思った、
「……価値って何」
「…………ひめ…………?」
「他人が他人の価値なんて決めれない
藍は‘’俺なんか‘’って言うけど、藍は一人しか居ないんだよ」
この世界に、自分と言う存在はただ一人
なのに、なんで自分を蔑む必要がある?
それは誰が決めた?
ねぇ………………藍、
藍が背負ってるもの、私は知らない
たまに見せる悲しそうな顔、
そして、今、見せてる…泣き出しそうな表情
教えてくれなきゃ、分かんないよ
ねぇ…藍、今、私が貴方に掛ける言葉は残酷かもしれない。
それでもね………………言わせて?
奴等が去った後も、つい、その方角を見ていた私
そんな私を引き戻したのは、藍で、
「………………姫」
我に返った私は、膝に頭を乗せてる藍の髪を撫で、極力優しい声で返事をした
「…………ん?」
そうすることで、‘’自我‘’を抑えられる。
今、私がするのはアイツらを追い掛けて潰す事じゃない……今、必要なのは……
「なんで…………庇ったの、俺なんか」
「…………藍?」
「逃げれば良かったのに、
……俺なんか…………庇う価値ないよ」
そう呟く藍は、泣いてるような表情で
辛そうな顔して、そんな事言うから、
…………悔しくて、歯痒くて、
少しでいいから、そんな表情消えればいいな。なんて柄にもなく思った、
「……価値って何」
「…………ひめ…………?」
「他人が他人の価値なんて決めれない
藍は‘’俺なんか‘’って言うけど、藍は一人しか居ないんだよ」
この世界に、自分と言う存在はただ一人
なのに、なんで自分を蔑む必要がある?
それは誰が決めた?
ねぇ………………藍、
藍が背負ってるもの、私は知らない
たまに見せる悲しそうな顔、
そして、今、見せてる…泣き出しそうな表情
教えてくれなきゃ、分かんないよ
ねぇ…藍、今、私が貴方に掛ける言葉は残酷かもしれない。
それでもね………………言わせて?


