「初めまして、俺達セルピエンテ
略してセルテと呼ばれてます」
集団の中から、一人、
他の輩と雰囲気が違い、長身で色白な男が前へと出てきた。
………………コイツの目…………、
暗く、海の底にでも居る様な…………
そんな目をした一人の男
「少し、お時間頂けますか」
「拒否権なんて与える気ないくせに」
「それもそうですね、覇王の翠原 藍さん」
ぞっと、するくらい暗い淀んだ笑みで口角だけを上げ、
ふと、私に視線を移した
「女連れとは予想外でしたけど、まぁ…いいでしょう
今日はただの挨拶ですからね」
「は……?挨拶………………?」
怪訝な顔で、藍が口を開けば、
「えぇ、挨拶です。
それも兼ねて貴方に話して置きたい事があるので……取り合えずバイクから降りてもらえます?
うっかり引き殺されたくないので、ね」
瞬間、周りを取り囲んでいたバイクらがエンジンを吹かす
それはまるで……降りなければ、奴等が私たちを引く。と、無言で脅している様で、
私も藍も、バイクから降りる事となった
「私の我儘、聞いて下さり感謝します」
わざとらしくも、彼は一礼し、
片手を上げる。


