「いただきます!」
ニヤける頬を無理やり、堪えて。
一口食べれば、
酸っぱさの後にくる、甘さが絶妙で、
簡潔に言えば…………………………、
「美味い、てかハマる味!」
心の声が口に出てしまったが、これは文句なしで美味しい!
と、一人で納得してる私に、
「姫に味覚音痴疑惑」
などと、藍が呟いた事など知るはずもなく、
私も藍も、スプーンを持つ手が止まることなく完食。
こんなに大盛なのに、300円いかない安さ
勿論、カップル限定ですが。
店員さんは騙してナンボだわ←ぇ
「はー、食べた食べた」
「藍、御馳走様でした
ホントにいいの?藍の奢りで」
会計の際、当たり前の様に奢ってくれた藍
いいの、いいの。と藍は言うんだけど、
「俺が誘ったんだし、奢るくらいさせて?」
「え、…………うーん……」
こう、なんて言えばいいのか分かんないけどさ
今まで‘’奢られる‘’とかなかったし
普通に割り勘とか、さ?
なんか、あれだね……困る
女の子扱いされるの馴れてないんだよ!


