ノラと呼ばれた男【壱】









そう投げ掛ければ、





一瞬、藍は固まり。その後、口角を上げ、











クスリと笑う。


それが、肯定なのかは分からず、







私が口を開きかけた時、



「大変お待たせしました、




こちら特盛シロク○と、かき氷になります」






先程、注文した‘’あれ‘’が目の前へ置かれた。



「では、ごゆっくりどうぞ」



と、伝票をテーブルに置き、店員さんはこの場を後にした







「わぁ、ホントに特盛だ



見て見て、俺の顔余裕で隠れる~」






ケラケラと笑いながら顔を隠す藍


そのせいで、藍の顔は見えず。視野に入るのは山みたいに盛り上がっているシロク○だ




「お腹ぺこぺこー!いただきますっ」





言うが早いか、藍がシロク○を崩して食べる音がする。あんだけ昼しっかり食べてて‘’お腹ぺこぺこ‘’って、どんだけ成長する気か(笑)


ま、身長は私たち似てるよね







なんて、軽く脱線しちゃってる私の目の前にも、小さな山が1つある。



皆忘れてるかもだけど、私が注文した‘’あれ‘’ですよ








あ、うっかり店員さんがネタバレしてるけどノーカンね←




かき氷はかき氷でも、ね

目の前に広がる白の上に掛かる赤いシロップはイチゴ味…………ではなく、






なんと、なんと、なんとっ!



この店にしかないスペシャルかき氷!











『梅かき氷』なんだって!