「…………………………変化?」
「うん。変化、だよ」
例えば……、と口を開いた後、藍は意地悪く笑い――――――――――……
「姫が覇王に入って来たのも、俺にとっては変化なんだよ」
「それって……関わるな、って言いたいの?」
「ね、姫。俺が姫に言った言葉……覚えてる?」
藍が私に言った言葉……って、
‘’じゃ、一緒に行動共にしちゃう?‘’
あの時、一番先にそう言ったのは藍で
まぁ簡単に他人を信用しろって言うのは無理な話だけど、なんとなく……、
知ってたよ。藍は……本当は、
「変化は嫌い、それはね俺の我儘
だから姫は覇王にいてね?きっとね、姫は‘’アイツら‘’にとって大切な存在になると思うから」
‘’アイツら‘’に、か
その中に、藍は入ってない。みたいな言い方に、やっと私は確信できた―――――――――……
藍は私を嫌ってる。と
でも、じゃあ何で私と此処に来たの?
嫌いな相手と二人で来たのはどうして?
嗚呼、違うな。多分違う。
彼が嫌ってるのは変化であって私じゃない
そして、もう1つ……………………、
「他人と関わるのが怖い?」


