ノラと呼ばれた男【壱】

思わず一人で乗り突っ込みした私に、

羽音がくすくすと笑った。





「本当、一華ちゃんには気を許してるんだね迅は」



「?」



「うんん、ただ、なんとなくね安心したんだ」









何に?と言う疑問は言葉にはならず、

それ以上、話す気はないのか笑顔で「食べる?」と、おにぎりを渡された。









「あ!そーだ、姫、この後さ」



「ん?」



「時間あるか?」



「ちょーっとぉぉ、時雨!それ俺の台詞っ!」




ぷりぷりと怒る藍様。めっちゃカワユイ←殴




「あるけど、……午後の授業って竹松先生でしょ?」



「それが自習だってさぁ♪」









へぇ、珍しいなぁ……風邪かな?


などと呑気に考えてたら、







「やっぱさー、あれかな?」


「嗚呼、月に1回くるあれか」





と、真面目な顔して言うから心配すれば






「「竹松、生理かな」」



などと、ほざきやがった。なわけあるか



「そんな事よりさ!この後、暇になるしさぁ…ちょっと抜けちゃわない?」