ノラと呼ばれた男【壱】






瞬間、いっきに視線が集まる。










「嗚呼、………………拾った」




え、説明雑っ!いやいやいやいや、犬猫扱いとか酷くね?


まぁ、確かに拾われた感ありますが←ぇ






「珍しいですね、」


「てか可愛いっ!」


「そうかー?普通じゃね」




と、羽音、藍、時雨が順に口にした。


最後の奴、ちょっと面貸せ←






てのは冗談で、



「それとコイツ、乱鬼に目ぇ付けられてる」







と、一言。


嗚呼、あの柄の悪い暴走族の事だっけ


運悪く絡んで来たアレが乱鬼とか、めったに無くない?そんなにゴロゴロと暴走族が転がっているものなのか、





もう、いっそ運命かもね⭐゛ってノリでスルーしたいです。はい。






「ねぇ、君…名前は?クラス分かる?」



「えっと……1- S 、だったかな?」






と、ついつい疑問形になるのは許して欲しい。だって………………、




「「「……………………S!?」」」




三人の声がハモる中、何故か楽しそうに笑う迅。