「迅こんな所にいたのー!探したー!
って……えっと、誰さま?」
息を切らせながら、‘’迅‘’と呼んだ漆黒の瞳の彼に頭から追突した可愛らしい男の子。
その際、ゴンッと音がしたのにも関わらずいっさい表情を変えなかった彼は、
ちょっと凄い、かもしれない(笑)
「誰さまって何語だよ、藍
日本語一から覚えよーな藍ちゃん」
「こら、時雨は藍で遊ばない
いつも、これで喧嘩になるんだから学習しようね」
「げぇぇ、羽音は誰の味方だよ」
などと言う痴話喧嘩?が始まり、
その場の空気を読んでか、読まずか。
彼-迅と呼ばれた男は首に掛けたネックレスに中指を通し、3人に探していた‘’それ‘’を見せ、
「あった。…悪かったな」
と、眉間に皺を寄せつつ呟いた。
「「おー!見つかった(の)か!」」
「良かったですね、迅
……それで、そっちの子とは、」
と、1度、言葉を止め。
‘’羽音‘’と呼ばれた彼は私に視線を向けた。
って……えっと、誰さま?」
息を切らせながら、‘’迅‘’と呼んだ漆黒の瞳の彼に頭から追突した可愛らしい男の子。
その際、ゴンッと音がしたのにも関わらずいっさい表情を変えなかった彼は、
ちょっと凄い、かもしれない(笑)
「誰さまって何語だよ、藍
日本語一から覚えよーな藍ちゃん」
「こら、時雨は藍で遊ばない
いつも、これで喧嘩になるんだから学習しようね」
「げぇぇ、羽音は誰の味方だよ」
などと言う痴話喧嘩?が始まり、
その場の空気を読んでか、読まずか。
彼-迅と呼ばれた男は首に掛けたネックレスに中指を通し、3人に探していた‘’それ‘’を見せ、
「あった。…悪かったな」
と、眉間に皺を寄せつつ呟いた。
「「おー!見つかった(の)か!」」
「良かったですね、迅
……それで、そっちの子とは、」
と、1度、言葉を止め。
‘’羽音‘’と呼ばれた彼は私に視線を向けた。


