その問いに答えたのは、ずっと黙って藍と時雨で、

ゆるりと首を横に振る。







「それも考えたけど、でもさ?傘下に入っても下っ端くん達は納得できないよね、壽の件もあるし」



「簡単に信用しろ、ってのは難しいしな」









と、あの時雨がまともな台詞を言うから


あれ、お前単細胞キャラ止めたの?なんていう突っ込みを内心しつつ

軽く、皆の顔を交互に見渡した

「覚悟は決まった」って顔してて、だから嫌でも分かってしまった。





彼等は…………………………、




「だから、傘下とかじゃなく協定結ぼうぜ」



彼等は、間違いなく関わる気だと、




「そしたら一石二鳥」



「勿論、手を組んだら。の話ですけどね」












今、悪評高い爛と、

そして爛に関わっているであろうセルピエンテに、関わる気だと核心した―――――――――――………