やばい。
そう思ったのは青鬼の挑発した台詞で、
「なんだ、来たのか
お前らんとこの‘’姫‘’で遊びたかったんだがな」
遊ぶってアンタ……、さっきまで暗い話し聞かされてただけなんですけど!?
呆れて、赤鬼を見やれば軽く肩を竦めて、
「そうだね、邪魔……されたかな」
お前も便乗してんじゃねぇぇぇっ!
いやいやいやいや、……は?
何、この展開。あ、もしかして、さっき私頭打ったか?←パニック中
再度、青鬼に視線を向ければ、
先程の台詞を思い出す
‘’悪いな、振り回して
後、少しだけ茶番に付き合ってくれ‘’
嗚呼、これが…………彼等の望んだ、
結果、だったのか。と妙に納得した
つまり彼等は今、覇王に喧嘩を売った
そうする事で、彼等は‘’誠意‘’を示すつもりなのか。と、
「てめぇ、勝手に拉致ってんじゃねぇ」
「大事な物は閉じ込めておくことをお勧めするよ」
この場に合わない、穏やかな声でのらりくらりとペースを乱し、
単細胞の時雨は、すでに青筋が浮き出て切れる前。だから藍に単細胞って、呼ばれるんだよ。とは言えず、
普段、明るく笑う藍ですら三白眼……ではなくガン飛ばしてるし、羽音と迅はというと真顔
あ、うん。めっちゃ怖いですねハイ
顔が整ってるからこそ、磨きがかかって怖いと思うよ。イケメンずるい←ぇ
「返してほしい?この子」
「……何が目的だ」
「何って、何が?ただ……そうだな、迅さん、貴方と戦いたいな」
赤鬼の言葉に息を飲んだのは、迅たちだけではなく。私を押し倒してる、青鬼も同じで、
「おい、それは、」
と、焦った声で赤鬼を止めるが、
「駄目。これは‘’自分‘’の仕事だよ」


