◆◆◆
壽 龍生という男は云わば歩く爆弾
その時の感情と気まぐれで動く爆弾
楽しければ熱く燃え、冷めたら爆発する。どちらに転んでも有害な奴だと理解できたのは奴が傘下に入って、少し後の事
「ねぇ、俺がさ乱鬼のルールに従う必要ある?ねぇよな~」
そう口にしたのは壽が複数の青痣を作って倉庫に遊びに来た時の事で、
既に奴は苛立っていた
「あるでしょ、リュウは此処の傘下に入ってる」
話を聞く中で分かったのは一般人と揉め、ボコられたという事のみ
奴なら、間違いなく殺り返した
‘’此処に居れば強い奴と殺れる‘’と、伊月の台詞がなければ病院送りにしていた事だろう
いや、病院送りならまだいいが、
生きていたかも正直あやしい。
「つまんねぇの」
ポツリと呟き、大きな音を立てて椅子から立ち上がる。隠しきれていない殺気に、周囲の奴らは息を飲み見守った
唯一、無表情でいたのは伊月と俺くらいだろうか
ふらり、と歩き部屋から出ようとした奴を止めたのは俺で
「何処行くつもりだ」
「俺さぁ、殺りたい。血が好きなんだわ、寧ろ愛してる。
お前に分かる、あぁ?なぁ、……喧嘩殺れると思って入ったんぞ俺は」
嗚呼、こいつ……狂ってる
こいつが見てるのは‘’此処‘’じゃない
こいつが見てるのは………………、
「ツキちゃぁぁぁん、弱い一般人守る必要あっかぁ?なぁ……所詮ゴミ以下だろーが」
俺を見ずに、壽は伊月を一瞥し、苦笑した
「楽しい時間、さんきゅーな」
「リュウ、」
「でも、もう終わりだ
こんな生ぬりぃ時間は俺が終わらせる」
壽 龍生という男は云わば歩く爆弾
その時の感情と気まぐれで動く爆弾
楽しければ熱く燃え、冷めたら爆発する。どちらに転んでも有害な奴だと理解できたのは奴が傘下に入って、少し後の事
「ねぇ、俺がさ乱鬼のルールに従う必要ある?ねぇよな~」
そう口にしたのは壽が複数の青痣を作って倉庫に遊びに来た時の事で、
既に奴は苛立っていた
「あるでしょ、リュウは此処の傘下に入ってる」
話を聞く中で分かったのは一般人と揉め、ボコられたという事のみ
奴なら、間違いなく殺り返した
‘’此処に居れば強い奴と殺れる‘’と、伊月の台詞がなければ病院送りにしていた事だろう
いや、病院送りならまだいいが、
生きていたかも正直あやしい。
「つまんねぇの」
ポツリと呟き、大きな音を立てて椅子から立ち上がる。隠しきれていない殺気に、周囲の奴らは息を飲み見守った
唯一、無表情でいたのは伊月と俺くらいだろうか
ふらり、と歩き部屋から出ようとした奴を止めたのは俺で
「何処行くつもりだ」
「俺さぁ、殺りたい。血が好きなんだわ、寧ろ愛してる。
お前に分かる、あぁ?なぁ、……喧嘩殺れると思って入ったんぞ俺は」
嗚呼、こいつ……狂ってる
こいつが見てるのは‘’此処‘’じゃない
こいつが見てるのは………………、
「ツキちゃぁぁぁん、弱い一般人守る必要あっかぁ?なぁ……所詮ゴミ以下だろーが」
俺を見ずに、壽は伊月を一瞥し、苦笑した
「楽しい時間、さんきゅーな」
「リュウ、」
「でも、もう終わりだ
こんな生ぬりぃ時間は俺が終わらせる」


