◆◆◆
【??side】
壽 龍生-コトブキ リュウキ-
その男は突然現れ、突然、我ら「乱鬼」に乗り込んで来た
たった一人で、30人を相手に、
殴り、殴られ、ふらつき、口から血が出ていても笑っていた
きっと誰もが、ヤツを相手にして思っただろう
こいつは気が狂ってるんじゃないか、と
「おいおいおいおいっ、
こんなもんかよ、なぁ?一人相手に手加減してんのか、ああ゛?」
と、口元を拭い、片手で襲い掛かって来た男を手加減なしで殴り飛ばした
本気出せよ、殺す気で来いよぉ
そんなヤツのイカれた台詞が場を支配し、誰もが一歩、後ずさる
「なぁ、お前さ……なんで一人で来たの」
と、大き過ぎず小さ過ぎずの声で言葉を発したのは伊月 零-イツキ レイ-で
下っ端が退いた道を、ゆっくりと歩き
壽 龍生の前で歩みを止めた
「何ぃ、次はアンタが相手してくれんの」
「それでもいいよ、……でも質問の答えにはなってないよ」
と、楽しげに笑む伊月。そんな姿を目にして「あ、楽しんでるな」と客観的に見ていた。
というか、この人のキレた姿は見たことがない
何度、「懐でかい人だな」と思った事か
「嗚呼、そんなの決まってんじゃん
一人で来た方が、その分、喧嘩できんじゃんよぉ」
「へぇ……喧嘩、好きなんだね」
【??side】
壽 龍生-コトブキ リュウキ-
その男は突然現れ、突然、我ら「乱鬼」に乗り込んで来た
たった一人で、30人を相手に、
殴り、殴られ、ふらつき、口から血が出ていても笑っていた
きっと誰もが、ヤツを相手にして思っただろう
こいつは気が狂ってるんじゃないか、と
「おいおいおいおいっ、
こんなもんかよ、なぁ?一人相手に手加減してんのか、ああ゛?」
と、口元を拭い、片手で襲い掛かって来た男を手加減なしで殴り飛ばした
本気出せよ、殺す気で来いよぉ
そんなヤツのイカれた台詞が場を支配し、誰もが一歩、後ずさる
「なぁ、お前さ……なんで一人で来たの」
と、大き過ぎず小さ過ぎずの声で言葉を発したのは伊月 零-イツキ レイ-で
下っ端が退いた道を、ゆっくりと歩き
壽 龍生の前で歩みを止めた
「何ぃ、次はアンタが相手してくれんの」
「それでもいいよ、……でも質問の答えにはなってないよ」
と、楽しげに笑む伊月。そんな姿を目にして「あ、楽しんでるな」と客観的に見ていた。
というか、この人のキレた姿は見たことがない
何度、「懐でかい人だな」と思った事か
「嗚呼、そんなの決まってんじゃん
一人で来た方が、その分、喧嘩できんじゃんよぉ」
「へぇ……喧嘩、好きなんだね」


