――――…
パソコン教室の準備室の前に立ち、ドキドキしながらノックをすると、
「はい。」
という、相葉先生の声が聞こえた。
「失礼します。」
ドアを開けて中に入ると、相葉先生は一人だった。
「どうした?」
相葉先生が、いつも通りの優しい笑顔を浮かべてこちらを振り返っている。
私は相葉先生の“どうした?”っていう言葉を今まで何度も聞いたけれど、
その度にドキドキしてしまう事は、未だに変わっていなかった。
恥ずかしさで頬が高潮し、先生の顔を見る事が出来なくなった私は、
「あのね、先生に渡したい物があって…。」
そう言って、慌てて開いたバッグに向けて視線を逸らし、プレゼントが入った袋を取り出すと、
「先生、お誕生日おめでとう。もうクリスマスになっちゃったけど。」
と、私は申し訳なさそうに笑いながら、相葉先生に差し出した。
「そんな…受け取れないよ…。」
相葉先生は、とても申し訳なさそうにしている。
だけど、プレゼントを返されるのはとても悲しいし、困ってしまうから、どうしても受け取って欲しかったんだ。
「先生の為に選んだものだから、受け取って欲しいんです。」
私は差し出した手を引かなかったのだけれど、本当は不安で心臓がバクバクしていた。
相葉先生は、
「そっか…。そんなに気を遣わなくていいのに。ごめんな、ありがとう…。」
そう言って、申し訳無さそうに微笑みながら受け取ってくれた。
「良かったぁ。先生、もらってくれてありがとう。」
つられるように、私も照れ笑いをした。
同時に、受け取ってもらえた事の安堵感も感じていた。
パソコン教室の準備室の前に立ち、ドキドキしながらノックをすると、
「はい。」
という、相葉先生の声が聞こえた。
「失礼します。」
ドアを開けて中に入ると、相葉先生は一人だった。
「どうした?」
相葉先生が、いつも通りの優しい笑顔を浮かべてこちらを振り返っている。
私は相葉先生の“どうした?”っていう言葉を今まで何度も聞いたけれど、
その度にドキドキしてしまう事は、未だに変わっていなかった。
恥ずかしさで頬が高潮し、先生の顔を見る事が出来なくなった私は、
「あのね、先生に渡したい物があって…。」
そう言って、慌てて開いたバッグに向けて視線を逸らし、プレゼントが入った袋を取り出すと、
「先生、お誕生日おめでとう。もうクリスマスになっちゃったけど。」
と、私は申し訳なさそうに笑いながら、相葉先生に差し出した。
「そんな…受け取れないよ…。」
相葉先生は、とても申し訳なさそうにしている。
だけど、プレゼントを返されるのはとても悲しいし、困ってしまうから、どうしても受け取って欲しかったんだ。
「先生の為に選んだものだから、受け取って欲しいんです。」
私は差し出した手を引かなかったのだけれど、本当は不安で心臓がバクバクしていた。
相葉先生は、
「そっか…。そんなに気を遣わなくていいのに。ごめんな、ありがとう…。」
そう言って、申し訳無さそうに微笑みながら受け取ってくれた。
「良かったぁ。先生、もらってくれてありがとう。」
つられるように、私も照れ笑いをした。
同時に、受け取ってもらえた事の安堵感も感じていた。

