盗撮教師日記

5月30日。
      ―朝比奈海夏―

彼女は、平成5年8月10日生まれのB型。テニス部に所属中。神経質で几帳面。明るい性格から皆から好かれている。

私は、この朝比奈はあまり好みの生徒ではない。

では、生活をのぞいてみましょう。

p.m.6:30帰宅。

「ただいま」

「あら、海夏おかえりなさい。さっき、健君から電話があったわよ」

「わかった。後で電話する」

そういい残し、彼女は自分の部屋に入った。

彼女は、まず制服を脱いだ。

といっても、ブラウスの第1ボタンを明けスカートを脱いだだけだった。

そして、彼女は携帯で電話をし始めた。

たぶん、さっきの健君という人に電話をしていた。

そして、話すこと1時間……結構長い電話だな。

彼女は、勉強をし始めた。

しっかりノートをまとめていていた。

それが終わると携帯をいじりだした。

「また、メール?ウザッ。無視ろう」

彼女は学校との性格とは全く違った。

たぶん、明日の朝メールに返信がなかったと友達に言われたら、笑顔で「ごめん、電源切ってた」とか言って嘘つくんだと思う。

はっは。

なんか、悪い性格。

彼女は、本を読み出した。

本ではなくマンガだった。

テニスのマンガらしく、真剣に読みそれをノートに書いていた。

マンガのを参考にしても意味がないのに……意外にバカね。

11時就寝。

なかなかマジメのような面白い生活をしているな。

明日も女子です。でも、この子は……地味です。

では、また明日。

PCを消した。

朝比奈海夏……表と裏が激しい少女。

このようにメモをした。

そのままベットに倒れこみ寝た。