ショートパンツと上のパーカーを脱ぎ、下着姿の私になる…

「///今日は更級はしてないんだな…。」

「はい、さっき着替える時に取りました。」

「///お前…ちょっとそれ、デカ過ぎだな…。」

先輩が私の胸を指差して言う。

「これ嫌なんです。かなり…。」

「確かに…服を綺麗に着るのには邪魔だな…。」

そうなんだ。私には不必要な物…

「先輩 下着も脱ぎます?」

「嫌いい。そこまで見なくても わかるから…。」

先輩は男の目で私を見ない、その事に少し寂しい私がいる。やっぱり女として意識されていないから…。

「後ろ姿も見せてみろ…。」

くるりと先輩を背に向けて立つ。

「お前は後ろ姿も綺麗なんだな…」

すっと後ろに立ち、私のヒップを軽く叩く…

「よしわかった。服を着ろ…」

触られなくて残念…っておかしな感情のままにモフモフをまた身に付ける。

「さっきのお前の自信作に手を加える。最高にキレッキレのラッピングを杏にしてやるからな…」

目をキラキラさせて語る先輩は いつかの微笑みの王子を越える破壊力は半端ない。

私でも先輩にこんな顔をさせる事が出来るのが こんなに嬉しいなんて…

(先輩がやっぱり好きです…)

心の中でこっそり告る私。

「先輩、私の体は安くないですよ。ダサイつまんないラッピングしたら 承知しませんから!」

胸の内に恋心を秘めて、ニコリと先輩に笑い掛ける…。想いは今は封印して…