ほらみなさい、大海君が怪訝な顔してる。


大海君はなにも答えない。


これは、無言の肯定?


それとも何か考えている?


「まぁ、嫌いだな。」


こっちも直球。


少しも隠そうとしてない。


「そっかぁ…


じゃあずっと不快な思いさせてたんだね…


ごめんね、大海君。」




嫌われているなら仕方がない。


私は別に万人に愛されたいわけではないし。


ただ、社会を円滑に生きたいだけだから。


大海君は私の言葉に眉をよせた。


「あんたってさ、気持ち悪いくらい完璧だよね。」


「え?」


そう言い放つ大海君は私をジーっと見つめる。


私はその瞳を見続けることはできなかった。