結婚式には、たくさんの人が来てくれたが、由文(よしふみ)が結婚式に出席すると知ると、日和(ひより)は結婚式を欠席した。

由文はさやかに、刺した事を謝った。
傷跡が残ってしまったので、澄翠は由文を許そうとしなかったが、さやかは大人になろうと決めていた。
お腹に澄翠との子どもがいるから…。


生きていると、楽しい事や、嬉しい事ばかりではなく、悲しい事も泣きたくなる事もある。
それでも、挫けず、前に進んでいこうと想う。

大切なキミと一緒に…。


【完】