「幽体離脱が結んだ縁だなんてロマンチックだわぁ~」
椋太朗の新しいお母さんの梓さんが出してくれた手作りクッキーと紅茶を囲み、何故か話題はわたしと椋太朗の馴れ初めで盛り上がっていた。
まぁ、主に梓さんだけなんだけど。
「あの人形は役に立ったんやな」
「まぁな」
「感謝しぃや」
「自分で言うなや。厚かましい」
食卓の傍で柊くんと遊んでいた椋太朗は素っ気なくお父さんに返す。
ちょっとイビツだけど、この小競り合いが椋太朗とお父さんのコミュニケーションらしい。
「お人形の椋ちゃんも可愛らしいけど、無事に椋ちゃんが体に戻れて良かったわねぇ」
「せやな。人形のまんまじゃ桜菜ちゃんとアレコレ出来んしな……。まぁ、戻っても無理かぁ椋には」
「なんやと!」
「もぉ、樟一さんったら椋ちゃんが来てくれて嬉しいからってイジメ過ぎよ」
呆れたようにこう言ってやれやれって肩を竦めた梓さんは、椋太朗と遊んでいた柊くんを抱き上げた。
椋太朗の新しいお母さんの梓さんが出してくれた手作りクッキーと紅茶を囲み、何故か話題はわたしと椋太朗の馴れ初めで盛り上がっていた。
まぁ、主に梓さんだけなんだけど。
「あの人形は役に立ったんやな」
「まぁな」
「感謝しぃや」
「自分で言うなや。厚かましい」
食卓の傍で柊くんと遊んでいた椋太朗は素っ気なくお父さんに返す。
ちょっとイビツだけど、この小競り合いが椋太朗とお父さんのコミュニケーションらしい。
「お人形の椋ちゃんも可愛らしいけど、無事に椋ちゃんが体に戻れて良かったわねぇ」
「せやな。人形のまんまじゃ桜菜ちゃんとアレコレ出来んしな……。まぁ、戻っても無理かぁ椋には」
「なんやと!」
「もぉ、樟一さんったら椋ちゃんが来てくれて嬉しいからってイジメ過ぎよ」
呆れたようにこう言ってやれやれって肩を竦めた梓さんは、椋太朗と遊んでいた柊くんを抱き上げた。

