何の連絡もナシで現れた百合菜は、
椋太朗片手に固まるわたしにも構わず、
「さくちゃんの姉の百合菜です」
ご丁寧にも、椋太朗に向かって深々と頭を下げてご挨拶している……。
ていうか……、
「なんでビビんないの?」
平然と当たり前みたいに椋太朗に挨拶する神経を疑う……。
「え? だって、小さい頃はよく病室に妖精さんが遊びに来てくれてたもの。ふふっ」
我が姉ながら、何言っちゃってんのこの人は……。
……病み上がり?
笑う百合菜に、わたしはただ脱力した全身で頷くしか出来なかった……。
椋太朗片手に固まるわたしにも構わず、
「さくちゃんの姉の百合菜です」
ご丁寧にも、椋太朗に向かって深々と頭を下げてご挨拶している……。
ていうか……、
「なんでビビんないの?」
平然と当たり前みたいに椋太朗に挨拶する神経を疑う……。
「え? だって、小さい頃はよく病室に妖精さんが遊びに来てくれてたもの。ふふっ」
我が姉ながら、何言っちゃってんのこの人は……。
……病み上がり?
笑う百合菜に、わたしはただ脱力した全身で頷くしか出来なかった……。

