少し、気持ちが軽くなってあなたのパパにちゃんと言おうと決めた


あなたのパパに会う日、私は不安でいっぱいだった

だって、私の中であなたのパパの反応はきっと困った顔をするって思ってたから

私の家でいつもの様にソファーに腰をかけてTVを見ている時に私が一言

震える声で「話がある」と

あなたのパパにちゃんと話さないといけないって思ってるのに不安で怖くて声が震えて出さないといけない言葉が喉につっかえて、なかなか出てこなくて…

やっと「にん…し…んした。赤ちゃん…ができ…た」

途切れ途切れに言った私の精一杯の言葉だった

その時私は怖くてあなたのパパの顔一切見ることが出来なくて、いつの間にか目から涙が出ていた

あなたのパパは「そっか…そっか…」って黙ってしまって

暫くすると「どうしたいの?」って聞かれたの

私は「産みたい。堕ろすとか嫌」

自分の親も私の兄弟になる子を堕ろしていて、それが長年許せなくて絶対に親と同じ道を選びたくない選ばないって思ってたから

でも、あなたのパパは私と違う考えだった

正社員になりたてで少ない給料であなたを育てれる訳ないって言われた

幸せにしてあげられないって