中学3年生になり3ヶ月が経った7月の日
今日は梅雨も終わったはずなのにものすごく天気が悪く雨が降っていて雷もなっている。
そんな日の1時間目は自習で、私、原咲桜は今までのことを思い出して胸が苦しくなった。

これは、中学2年生の2月。
私は、英検を受け1次が受かって2次の面接の練習がある時のことだった。
特に面接の練習はせずに甘い考えで練習へ行った。

その結果まったく出来なかったのだ。
練習が終わったあと、私の次の人が練習をしていた。同じクラスで隣の席の橋田賢人くん。英語がペラペラですごくかっこいい。
彼の練習が終わったあと、
「お前、できた?」とわざとらしく聞いてきたのだ。
急の出来事に胸がドキッとなり、
「あ、全然できなかった。」と苦笑しつつ言った。
その時に私は彼のことを"好き"だと知った。

次の日に友達に相談し、皆驚いた顔をしていた。
最初は認めるか認めないか、で悩んでいたが友達に「認めちゃいなよ!」と言われ、認めたのだ。

それから私の学校生活は毎日が輝いていて楽しかった。