「お風呂入ってくる」


「えっ

何でだよ


せっかくカメラ持って来たのに……」


昇は下を向いた。




「デートしよう」



「亜弥はいつも突然だな…」






「何がョ」
亜弥は怒った様に言った。


「カメラも…

デートも…」

昇はスネた様に
小さな声で言った。










「別にイイぢゃん


昇とデートしたく
なっちゃったンだもん




お風呂入って来るカラ、
待ってて


昇は私の後に入ってね」




「何なら、一緒に入るかァ??」




「調子に乗るな…」










「はい


すいません……」