「亜弥、おはよう」 「オハョ透哉」 上杉 透哉 17歳 亜弥の彼氏 高校2年生 「お前、遅いョ」 「アハハ ゴメン」 そんな二人を、車の中から静かに見ている男がいた。 その男は、車の窓をゆっくりと閉め何処かへ走り出した。