誘拐犯との危ない恋


「お前何で居るンだよ

柱に繋いであったのに」

「お前ぢゃナィわょ

お父さんの仕事とか
私の家とか知ってンのに


私の名前調べてナィの

名前くらい調べておきなさいょ」




「何だ それ…

調べてるに決まってンだろ…」




すると亜弥は笑顔で


「言ってみな

セイ」



「ってか、何でさっきから目線なんだよ」


「セイ」



「………日高 亜弥。」

男はため息混じりに言った。


「ピンポン」

亜弥は笑顔で答えた。



「そぅ言えば


あんたの名前は??」



「あんたって言うな


お前 一応捕まってるんだぞ。」


「お前って言わないでょ

私の名前は亜弥だょ

亜弥」



「とにかく俺の名前は教えない…」



言い終わるのと同時に

男は亜弥の腕を思いっきり掴み、さっきの部屋に入れた。