もぅ夜になっていた。
たぶん道も分からないだろう。
亜弥は迷っていた。
『どうしよう…
逃げれるかな???
ココは何処だろう………』
少し考えた末に
亜弥は静かに扉を開けた。
部屋を出た亜弥は
小走りで逃げようとした。
亜弥の足が止まった。
男がとても大きな出入口の様な所に座っていた。
男は亜弥に気付いていない様だ。
「これでイイんだよな。
俺は間違ってないよな??
ナァ、親父、お袋。。。」
空を見上げながら言った。
亜弥は逃げようとした事を忘れて男に近付いた。
「何この穴
フツーの出入口ぢゃナィよねェ???」
亜弥は男に声をかけてみた。
その時、亜弥には
男が涙を拭いた様に見えた。


