sweet voice

飲茶ランチを食べながら、たくさん話した。


今までお互い知らなかった時期を埋めるように、話は尽きなかった。


おなかいっぱいになり、伸二くんがよく行くっていうセレクトショップへ行った。


「伸二くんは、デパートとかで店員さんの勧める通りに買ってるのかと思った」


「そういう服もあるけど、それは親に商品券もらった時かな」


いらっしゃいませー、と店員さんに迎えられ、伸二くんと一緒に店内へ入った。


夏物最終セールをやっていて、セールの文字にひかれて見に行ったら、白いハーフパンツがあった。


「伸二くん、これどう?」


「僕には似合わないような気がするけど」


「そうかなー、さわやかだし似合うと思うよ」


「お似合いだと思いますよ、ご試着だけでもぜひ」


「じゃあ、試着だけ」


「では、こちらへどうぞ」