「はぁ、つまんない…。」
そう1人で呟いた。
私、星野一葉、日々にちょっと刺激が欲しい高校2年生。
最近良い事が起きるわけでも無く、悪い事が起きるわけでも無い。
だから、何か刺激が欲しいんだ。
例えば、運命の人に出会うとか、いきなり天使が現れるとか。
ある訳ないか…。
ちょっと1人で笑みをこぼす。
そんなことを思いながらトボトボと1人で家へと歩く。
その時、何かが目に入った。