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「んーん。…おはょ…」
誰もいないけど挨拶する。
昨日は、疲れてたけど早く起きれた。
あの夢、見なかったから。
いつもは二度寝するけど、今日は、ふーちゃんと話すから早く学校に行こう。
早くと言っても普通の人からしたら当たり前に登校する時間…
この時間は人が多いから、瞬間移動はやめようかな…
でも、学校までの道、忘れちゃった…
どうしようか迷いながらもシャワーを浴びて制服に着替える。
今の時刻、8:00。
やっぱ、歩いて行っても間に合わない…
瞬間移動しよう。
でも、怖いから
『学校の校庭のトイレを映して』
千里眼を使ってトイレを映し出す。
わあ、危ない。
トイレの裏には男子が溜まって話してる。
仕方ないからトイレの個室を除くと誰もいない。
いたらただの覗き見だけど。
じゃ、瞬間移動しよう。
『トイレの個室へ』
するとピカーッと光って次の瞬間、トイレの個室に移動した。
急いで個室の鍵を閉める。
『別の姿に』
また、ミステリアスな美人に変身して、個室を出る。

