お姉ちゃん、ごめんね…

「美人だしさー…

「…うん、まぁーな…

否定しないんだ。モデルにもなったらいいくらいいつもキラキラしているもんね。

「仕事も早くて完璧で、もうすぐ幹部グループに入るのかなー…

「…それはどーかな。悪い評判も聞くし、俺はあーゆーきつそうな女は苦手。高嶺さんみたいに人に気配りできる方が人としてステキなことだと思うよ」


「えっ…と…私…

褒められたことと、私をジッと見ている顔がニコッとした笑顔で脈拍は上がり、体温が上昇して、目眩を起こしそうになる。

好きだなぁって実感する。

「正直さ、今困ってるんだよね。七瀬チーフには!」

「どーかしたの?」


夜中のファミレス。明日は二人とも休日。朝まで先輩達の話をした。

ちょくちょく連絡してくる七瀬さんからのメールは、打ち合わせをしたいとか、相談があるとか…仕方なく上司だから誘われたら行かなくていけなく、駆けつける。

目のやり場に困る服装相手にたいした話もなく食事をして、仕事中とは180度違うんではないかと人の悪口ばかり言う。

上司に言われたら、はいそうですねっとしか言えず…幹部の相馬さんやお客さんの社長さんらしき人から口説かれていることを自慢げに話してくるらしい。


正直関わるのがめんどくさいと朝陽は言っていた。

太陽が昇り、別々にお会計をしてファミレスを出た。


「…ねぇ…高嶺さん、、、
そのさぁ、俺と付き合いませんか!!」




突然の告白にびっくりして、夢なのかと思ったけど、隣を歩いている人は私の好きな人で…

「…はい」

と素直な気持ちが言葉になった。