龍真さんと詩音は苦笑いで、薫に賛成派。



優雅は…ソファーの冷たさが気持ちいいのか目を閉じて、…いや、寝てるのかこれは。





私は優雅が寝ているソファーの前に屈んで、優雅の頬をツンツンとつついた。




「「「あ…。笑」」」
「「「あーあ。笑」」」





一瞬の出来事だった。


なんと、優雅の筋肉質の胸板に額が押し付けられてる状況。

といいますと、つついたあたりからそのまま、急に目を開けた優雅に抱き寄せられちゃいました。







「相変わらず、仲がいいね~。優雅、私の葉月にあまりベタベタ触らないで?黒笑」





溜息をつきながら入ってきた真帆。

龍真の隣に座って、真っ黒な笑を優雅に向けている。






「真帆!!…夏バテ脱出?」

「うん!やっと」




真帆は苦笑いで言った。






「…離して優雅」