私は羽悠もお昼寝させよう、とベッドに座った。

私にぎゅっとしがみついたまま離れない羽悠。


そのまま、背中を摩っていると、くてっとなって眠った羽悠。



「もうすぐで優雅のご飯できるから、ちょっと待っててね。」

「あぁ。…顔色、悪いぞ?」

羽悠を下ろして布団を掛けてあげると、羽音を抱いたまま、私の額に手を当てた優雅。



「また貧血なの」

羽音が産まれてから、羽悠のときより酷い、夜泣きで1時間ほどしか眠れていないし…寝不足もあるのかも…。

「…早く言えっ。飯、俺が作るから、葉月も寝てろ」



「えーっ…」