生きてあなたを愛したい



「だから言った。
1は却下。
運動神経死んでるお前じゃ、すぐ死ぬ。
2は却下。
堂島が消えるような事があればここ一帯は終わる。
3も却下。
腹黒い糞ガキが組長?堂島が滅ぶ。
4は却下。
俺が人見知りしてうっかり殺しちまう。
つまり、5しか残らない。やりたいこともなかった俺は5を断る理由がない。
分かる?つまり、元々あんたを次期組長としては認めていなかった。
ま、なりたくはないけどさ、んなめんどくせぇ…。
でも、まぁ、なったらなったで面白そうだし。」



お兄さんに対して毒舌…。


男って怖い…。




「…本心、だろうな…」

「あんた相手に嘘をつく必要がない。取引をしているわけでもあるまいし。」


「はぁーっ」


滉雅さんは、腕を上にぐーっと伸ばし、声を漏らした。



「なんだ…俺の思い過ごし?それで5年間も悩んでたのか…。はー…弟にコケにされるはずだわ…」

「俺より弱い奴が俺の上に立つっておかしいだろ」