「この家とは…どういう?」
「優雅と結婚します。先日言った通り、子供もお腹に。」
「ゆ、優雅と…!?あいつ、女に興味が無いのかとばかり…」
滉雅さんの言葉に、私はお腹を抱えて笑った。
たしか、前に優雅が言っていた。
今滉雅さんに言われとこと、お袋に言われたって。
「優雅と、話しませんか?」
「え?」
「ね。優雅、盗み聞きはよくない」
ガタッと音がして、入口から顔を覗かせたのは、申し訳なさそうな優雅。
「優雅…久しぶりだな」
「…あぁ。」
「いろいろ…言いたいことがあるんだ」
「…」
「お前、組長になりたいか?」
「は?」
