優雅は、ピタッと動きを止めて私を見た。
「あー………お、俺は知らん…。旭か柊雅にでも聞け」
「旭って…薫?あぁ、薫もヤクザだったんだっけ?薫と柊雅君が…何かしたの?」
「………………………知らん」
「嘘下手か」
間は肯定の証だ。
「姐さん、若。飯できました」
「おう」
優雅は私の手を引いて、ゆっくり歩き出した。
「ねぇ、優雅」
「あ?」
「風翔さんに、この子の名前の件伝えたよ」
「あぁ、そうか」
「喜んでたよ、あれは」
優雅は、フッと笑って、また、そうか…と言った。
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「ご馳走様でした」
「はい」
竜さんに声をかけ、私は部屋に戻った。
今日は色々なことがあったな。
うーん、一言で表すのはすごく難しい。だけど、これだけは。
凄くいい一日だった。
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