「最近、鈴夏さんが風邪気味でさ…。お前にうつすといけないからって、ここに来れてないから…寂しいみたいで…。退院したら一泊でもいいから帰ってこいよ」
「えっ…そうなの!?うん…泊まる!」
誰かが病気をすると、いつも私が看病していた。
風翔さんは忙しいし、皐月は役に立たないだろう…。
大丈夫かな…。
「あっ、やべ…俺、今日こそ学校行かねぇと、真琴君から怒られる…」
「ふっ…行ってらっしゃい」
皐月はバタバタと出ていった。
そうだ…私もそろそろ行きたいんだけど…卒業出来るかな…って言うか、妊娠してるから…退学?
おー…。ま、鈴夏ちゃんには「大学に入らずに、私の会社を継いでくれ」って言われていたから。
丁度いいって言い方はおかしいけれど…。
心配ないって言うか…。
