「ねぇ、柊雅君」
「ん?」
「遅くなったけど…助けてくれてありがとう」
「んな…なに言ってんだよ…」
柊雅君は自分の手元を見つめて顔をあげない。
「ううん。ありがとう、柊雅君」
「………うん」
最近柊雅君が可愛い。
困ったもんだ。
「柊雅ぁ、早い…」
たくさん袋を抱えた雅人さんと、相変わらず上品な冬乃さん。
「おぉ、葉月、なんか色々持ってきたぞ〜。体調どうだ?」
「ありがとうございます。大丈夫ですよ」
雅人さんはソファーの横に袋を下ろして、溜息をつきながらソファーに腰掛けた。
冬乃さんは何も言わず、ベッドサイドに座った。
