「なぁ、今日飯何がいい?」


「えっ?あっ、なんでも」





「なにがいい?」

「…オムライス」





言え。と無言の圧力のあと、同じ質問。




「オムライスな。」






優雅は長袖のカッターシャツの袖を素早く捲り、まな板の上に、玉ねぎ、ウィンナー、人参を乗せた。



素早く炒め、卵を綺麗に乗せた。





「料理上手いんだ…」



「ん?いや、オムライスとハンバーグだけは上手い。けど、他はクソみてぇな味だから。期待すんな」




「…w」





なんじゃそりゃ。