圭斗が嬉しそうに駆け寄ってきた。






「心配かけてごめんなさい。」


「本当ですよ…もう…」





そういう割には凄く嬉しそう。

ブンブン尻尾を振り回している…ポメラニアン…?みたいな。




「圭斗。もうそれくらいにしろ。」


呆れて、圭斗を葉月から引き剥がした。


部屋にいるから人を寄せ付けないでくれ。そう言い残してから、葉月を連れて俺の部屋に向かった。