生きてあなたを愛したい

「葉月?…葉月…!」



俺は葉月の顔を覗き込んだ。
肩を叩いても反応はない。

ーガラッ



「優雅、どいてっ…!」



風翔さんと医者がもう1人、それから看護師が数名入ってきた。



風翔さんは葉月に心臓マッサージをしながら看護師に指示を出す。






「優雅!!!!おい!優雅!!!!」

「な、…に…」


「しっかりしろ!!!!死なせねぇよ!」





風翔さんはそう言って、葉月をストレッチャーに乗せてから、どこかへ向かった。




「優雅?!…葉月ちゃんっ、どうしたの…?」

「薫…っ」





俺は地面に膝をつけた。

そのまま頭を抱えた。
モニターの音が頭から離れない。






「優雅…?」

薫が俺の背中に手を当てた。




「死んだかと思った…っ」







自分でそう言うと、スルッと涙が落ちた。