生きてあなたを愛したい

「なにか飲み物買ってくるね」






薫が出ていった。


「俺、ちょっとタバコ」

「あぁ」




藍音も出ていった。


毎日、何の話をするのでもなくただ、葉月が目覚めるのを静かに待つ。


目覚めないなんてあるわけない。






「葉月…。圭斗が葉月はまだかってうるせぇんだ…」







葉月の髪を救う。
俺の手からサラッと落ちた。


窓から風が入ってきて、カーテンが揺れる。
11月の風は冷たい。





「組のもんも…、黒龍の下っ端も…」


俺は葉月を見つめた。


「誕生日おめでとう…葉月」



チャリンと小さく金属音がなる。

葉月の首にゴールドのリングがついたネックレスをかけた。




起きねぇのか…?葉月。








そう言おうとした時、突然モニターの緑色の光が、赤に変わり、警告音がなる。