生きてあなたを愛したい

「うん」



私も戦えるのだけれど…。




「静かだな…。……あいつら、無事かな…」




嫌な汗が流れる。

不気味なほど、なんの音も聞こえない。
自分たちの足音だけ。





「あそこが組長室…」



私がそう言うと、藍音は私を後ろに隠してそっと扉を開けた。
中を覗いて目を見開いた。





「どうしたの?」


私も中を覗く。



中はもう血の海。

私の体は自然と動き、扉を開けていた。




「は、葉月…!」




愛二が私の名前を呼んだ。

愛二は床に倒れていて、痛みに顔を歪めている。




「優雅は…どこ?」



みんな辛そうに倒れたり、座り込んだりしている。




「薫…優雅は?」



誰も答えない。
座っている薫の足からは血が流れていた。