生きてあなたを愛したい

気絶しているだけのようだった。




「……あれ?…葉月?」





いてぇ…と頭を擦りながら起き上がった龍真さん。






「よかっ…」

「あー、おいおいっ泣くなっ」





慌てて袖を伸ばして涙を拭いてくれる龍真さん。




「泣いたあと、いっぱいあんな」

「…優雅たちは?」



「!、やべ…俺ら気絶してどれくらいだ…?!」





龍真さんは急いで立ち上がって玄関から中を覗いた。


中にもたくさん組員さんは倒れている。




「静かだ…。嫌な予感がする……葉月…藍音見てろ。ぜってぇ入ってくんなよ」




強くそう言ってから中に入っていった龍真さん。





不安で胸が苦しくなる。
私も今すぐみんなの所に行きたい。
だけど、藍音をおいていくわけにはいけない…。