生きてあなたを愛したい

私は胸を押さえて息を整える。


…苦しい…。




「お、お嬢さん、大丈夫かい!?」



「だっ、いじょうぶ…。」


「つ、着いたが…気をつけるんだよ」





この人、私が組の人間じゃないって分かってるんだ。




「おじさんも、気をつけて早くここから離れてね」





お釣りはいらないから。とお金を渡して門から入った。



私は門をくぐって絶句した。



飛山の組員さん達が全員血を流して気絶していた。



驚いて見回すと、その中に並んで倒れている龍真さんと、藍音がいた。



青ざめる私。

慌てて2人に駆け寄った。





「龍真さんっ!?…藍音!!」



2人とも返事をしない。



外傷は、刺し傷や被弾のあとはなく、拳が当たったかすり傷や打撲程度。